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第7号(2007/7/4)山の暮らし再生機構



================================================2007.7.4=====
 
 「田舎と都会のふたまた仕事術」山の暮らし再生機構

 〜21世紀の自分時間の使い方マガジン〜

  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ http://tassket.com/


  こんにちは!

  「田舎と都会のふたまた仕事術!」のタスケット@長谷川です。

  メルマガをはじめて登録して頂いた方、ありがとうございます。


  6年前に購入した福島の土地と東京の自宅を往復しながら、
  田舎の産物・ノウハウを都会に運び、都会で学んだり刺激を
  受けたことを田舎に持ち込むことをビジネスにしようと、
  田舎と都会を行ったり来たりしながらセッセと活動しています。


  その活動のコンセプトは「サステイナビリティ」です。

  −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


  お久しぶりです。

  前号を発行してから、だいぶ時間が空いてしまいました。


  7月2日、千葉で洋服リフォーム会社を経営なさっているTさんの

  紹介で、東洋大学井上ホールで行われた

  「LIMO(財)山の暮らし再生機構設立記念フォーラム」に

  参加しました。

  当機構は、長岡に拠点を置き新潟県知事、長岡市長及び周辺の市長や

  新日鉄の名誉会長、ノンフィクション作家の柳田邦男氏などが顧問に

  名を連ね、産官学文が絡み合い、10年間の期間限定で運営される

  財団法人です。http://www.yamanokurashi.jp/


  フォーラムでは、元山古志村長の長島議員や松尾東洋大学長、

  長岡市の森市長、そして作家の柳田邦男氏らの挨拶や講演が

  行われました。


  挨拶、講演の共通のキーワードは、「ふるさと」であり、

  「ふれあい」「交流」「ボランティア」「元気」「安全・安心」

  というキーワードが、その周りを取り囲む内容でした。

  また、LIMOというこの財団法人の略称に大変共感を持ちました。


  LIMOとは、山の暮らしのステージとなる山里を、

  単に山(mountain)と捉えずに生命の源を育むマザーランドと捉え、

  Life in Motherland の頭文字をとったものです。

  また1文字ずつにラテン語の格言を引用し思いを込めたようです。


  ・Librae sunt nostae cogitationes.
   我々の思考は自由である。

  ・Initium sapientiae congnitio suiipsius.
   自分自身を知ることが知恵の始まりである。

  ・Melius est praevenirequam praeveniri.
   先んじられるより先んじるほうがよい。

  ・Omnia mutantur,nihil interit.
   すべてのものは変化する。何も滅びない。


  中越地震から3年がたち、もともと豪雪地帯の山間部で

  力強く逞しく生活していた人達が、地震で崩壊した家や田畑を

  ボランティアや日本全国からの励ましを受けて一層力強さを増し、

  単に地域の復興にとどまらず日本再生のモデル地区になろうという

  勢いを感じるコンセプトだと思いました。


  その復興モチベーションのキーワードが「ふるさと」です。


  話はズレますが、私の母親は今から25年前にすい臓がんで

  亡くなりました。

  亡くなる前の一時期、ホスピスにもお世話になりました。

  ホスピスとは、末期がんの患者が穏やかな気持ちで最後を

  迎えることができる病院のことです。


  ガン告知=死刑宣告だった25年前は、

  職員の方もどこかものさびしげな表情をしているように

  見受けられましたが、今では最後の1秒まで諦めない場所としての

  ホスピスとなり、職員の他に患者さんを励まし

  元気付けるボランティアの人も多く働いているようです。

  そのボランティアの方々が、患者さん達に聴きたい歌リクエストを

  尋ねると、最も人気がある歌は、国民唱歌の「故郷」だそうです。


  私は、ふるさとは2種類あると考えています。

  ・人間としてのふるさと

  ・生き物としてのふるさと

  です。

  人間としてのふるさとは、

  ・初めて自分の足で立てた場所

  ・無償の愛を感じる場所

  ・安全で安心な場所

  ・元気になり勇気が湧く場所

  生き物としてのふるさとは、

  ・森や海の「ゆらぎ」の中に身を任せて、心と体が休まる場所


  人間としてのふるさとと、生き物としてのふるさとが気持ちよく

  重なり合うのが、あの国民唱歌の「故郷」でしょうか!


  ♪うさぎ追いし、かの山、小鮒釣りし、かの川〜


  皆さんにとって、「ふるさと」とは何ですか?

  「ふるさと」というもの、と現在の生活は関係がありますか?



  昭和30年代生まれの私は、ふるさとは東京の練馬で、

  高度経済成長が形になり始めた頃に青春時代を過ごし、

  古いものから新しいものへの移行を目の当たりにしながら、

  希望に目を輝かせていました。


  ちょっと前の世代の方々は、焼け野原からの復興の最前線で、

  人と人のふれあい、励ましあい、助け合い(ボランティア)が

  当たり前で、日本国中で安全・安心を目指していたのだと思います。


  今の私は福島の山の中と東京とを行き来しながら、

  子供を持つ親として、また3年前に会社を興し自営業を営み、

  仕事がなくて不安になるときもありますが、

  自分自身を知ることが、すべての始まりだと信じて

  自分を元気る時もあります。


  その自分を元気づける源が、思いに刻まれた「ふるさと」です。


  日本は侵略を受けにくい極東にあり、

  国内の勢力争いは2000年近く大なり小なりあったようですが、

  国外からの脅威が現れるたびに国内が一致団結して結束できる

  国民性だと思います。


  日本のみならず今世界的な最大の脅威は、地球の環境破壊です。


  この脅威により、生き物として潜在的な危機感として恐れおののき、

  自暴自棄になりやすい人が増えているのではないかと思えます。


  国内でも残虐で悲惨な事件が毎日のように

  ニュースで伝えられています。


  背景には、表層的な原因も多々あると思いますが、

  本質的にはアイデンティティの欠如と夢とロマンの

  持ちにくい社会にあるのではないでしょうか。


  本当にこのままでは、地球の環境破壊の前に日本崩壊に

  なってしまうような、あせりを感じています。


  私は自分自身単純で、愚鈍に「好き嫌い」で

  生きているところがあり、

  最終的には自分に責任があると思っています。


  「●●がないのは自分のせい。●●が欲しければ、

  合法的に自分の力で手に入れるために努力する。」


  そんな思いを持ちつつ参加した今回のフォーラムで、

  決定的に私を元気づけてもらえた言葉があります。


  それは柳田邦男氏が講演の中で話題にした、

  熊本の水俣市にある山里で

  「村丸ごと生活博物館」という名称をつけて、

  豊かな村づくりに取組んでいる館長さんの言葉です。


  「この村は『心の経済』が活き活きと廻っている」
  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

  この言葉には、お金の経済の中で損得利害、不公平格差を

  意識しながら生きている現代人が、

  忘れかけている大切な社会観・人生観が

  含まれていると思いました。


  今回参加した「山の暮らし再生機構」は、

  私が目指している活動の数十倍大きいスケールで

  スタートしたプロジェクトですが、

  志はほとんど同じ方向だと思います。


  いろいろな気付きがあり、

  今年東京で行う予定の田舎系プライベートイベントに

  活かしたいエッセンスが盛りだくさんでした。

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