第10号(2007/11/16)私大農学部がおもしろい!
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「田舎と都会のふたまた仕事師」私大農学部がおもしろい
〜21世紀の自分時間の使い方マガジン〜
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こんにちは!
田舎と都会のふたまた仕事師
タスケット@長谷川です。
先日、農学部を有する私立5大学が主催する
「第3回アグリビジネスフォーラム」という会合に
出席してきました。
このフォーラムは、玉川大学、東海大学、東京農業大学、
日本大学、明治大学で、毎年1回各大学が
持ち回りで幹事を担当し、各校の最先端の農業研究を発表する
という内容です。
今回は日本大学が担当で市ヶ谷の日大講堂で行われました。
私の期待度が高かったせいか、思いのほか参加者は少なく
100名前後だったような印象です。
日本大学生物資源科学部の上野川教授の基調講演を皮切りに
各大学の最新研究のプレゼンテーションが行われたわけですが、
特に印象に残ったのは、東海大学長野教授による
「ミズゴケの人工栽培システムを用いた環境保全型農業と
その応用」と題するプレゼンと、
東京農業大学永島教授の「オンリーワンの地域産業を支援する
(農畜水産物の付加価値化技術)」でした。
湿原におけるミズゴケの役割は、大気中の炭酸ガスを固定して
湿原に取り込む性質があり、
また@保水性、A腐らない、B雑菌がつかない、C透明細胞が
大きいので微生物が自由に行き来できて生育しやすいなどの、
自然環境には非常にやさしい性質をもった植物で、特にランの
栽培には、必ず利用されています。
昔は世界で100種類以上生息していて、日本国内でも北海道から
九州までの低地から高山まで30種類以上生息していたのですが、
世界各コクの主要な湿原は今開発や乾燥ミズゴケを作るための
乱獲により絶滅危惧種になりつつあります。
このミズゴケは、人工栽培は不可能と言われてきたのですが、
東海大学が人工栽培に成功して、その栽培方法の特許をとりました。
ミズゴケの量産が可能になれば二酸化炭素吸収量の増大など
環境保全はもとより、農業収入の増大にもつながり農家にとっての
朗報にもなります。
私は今回初参加だったのですが、大学農学部での研究が産業界に
移行しやすくなってきているような印象を受けました。
東海大学の地域向けパンフレットの表紙を見ると
「あなたのニーズをお聞かせください
あなたの「モノ」づくり、「ヒト」づくりをサポートします。
というキャッチコピーにしびれました。
地域と一体となるサービスマインドが感じられます。
これからの大学経営は、少子化の流れから一層独自の特徴が
問われるでしょうし、大学での研究を研鑚し、
その魅力と存在価値を実績をもとに発信していかなければ時代です。
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「サステイナブル思考で田舎と都会のふたまた仕事術」
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(編 集) 長谷川 憲 http://www7.tassket.com/
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